花子の生涯

仕事のない生活

花子の生涯
9月が終わろうとしていた。
私は今重大な危機にさらされている。
その危機というのは精神的な危機である。

なぜこういったことに陥ってしまったのかはよくわからないのだがそれでもきっと家で仕事をするということを私はやめてはいけないだろう。
それではテッドが行動してきた軌跡を見ていこう。
3月、花子は実家で仕事をしていた。
春の暖かで陽気な気候の中で穏やかに過ごしていた。
しかし心はざわついていた。
今までのような緊張から徐々に解放されて花子はもともとの精神状態を取り戻し始めていたのだ。
花子はそれを良しとしなかった。
たとえ心が軽くなろうとも日常に怠慢を与えてしまってはいけないのだ。
常に緊張感を持ち打ちひしがれながらも働くことを花子は望んだのだ。
その方がテッドにとっては幸せだった。
仕事のない生活など考えられなかったのだ。
仕事をしなくなってしまえば花子はたちまち今まで登った階段を崩れ落ちるように下がっていくだろう。
彼はなぜこのような現象が起きてしまったのかを考えた。